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夢想と淫欲のペリペティア 感想|TS転生したら俺だけレベル上限無しで最強です~TS勇者の異世界無双~的なRPG

同人RPG

こんにちは。

先日気になるゲームが販売されました。

説明見る限りゲームとして凄く面白そうで絵も綺麗。

が、しかしTSもの。

ホモォ……┌(┌ ^o^)┐が大の苦手な自分としては
TSは黒に近いグレー。

なろう小説では女になって女と仲良くするものもあり、
こちらは結構好きな部類。

しかしエロゲにおいては男とおせっせする性質上、
元が男だとどうにも引っ掛かる。

いわゆる精神的ホモ。

とは言え過去に何本かTSものやってるので
いけないこともない、ものによる。

その基準は何か、考えた結果、
男に恋愛感情を抱くかどうかだと結論。

ヤられまくっても女パーティーと仲良くしてるのはあり、
男仲間と恋愛するのは無し。

見た感じこのゲームは男仲間の影は無し。

主人公はオレっ子主人公はオレっ子……

よし、マインドセット完了。

前置きくそ長くなったけど、今日はこれです。

夢想と淫欲のペリペティア

存外いける。

勇者に憧れるブラック企業社員、転生する。

シナリオS エロA ゲーム性SS

サークル「いずれ菖蒲か杜若」の作品。

まずは公式あらすじ

「この世界を救えるのはキミしかいない」
異世界に転生したオレは、神にそう言われた。

そして神はなぜだかオレを“女”にしてしまった。
女の体で本当に世界なんて救えるのだろうか…。

幼いころ勇者に憧れ、世界を救う事を夢見た少年は現在、
とんでもないブラック企業で働いていた。

サービス残業で限界まで働き、
家に帰りご飯も食べずに寝入る主人公ミハル

そして目を覚ました時、謎の空間にいた。

神を名乗るアザトース、
彼(彼女?)が言うにはミハルは自殺したとのこと。

そして神はミハルを異世界転生してくれるという。

しかもファンタジー世界へ、
魔王を倒す勇者として。

異世界の人間はレベルキャップにより、
一定以上強くなれないが、
転生者ならそれを無視して際限なく強くなれるらしい。

いぶかしがるミハルだが、
幼いころを思い出し、段々その気になってきた。

よーし俺、異世界行って世界救っちゃうぞ!
と決心したミハルにプレゼントをするという神。

これはチートきちゃうか?

と思ったら体が女になっていた。

理由はその方が面白いから(確かに)、
しかもモテモテになるという変なパッシブまで付けられて.

そんなこんなで異世界に放り込まれるミハル。

全く腑に落ちないが、
なんだかんだでこの体は可愛いし、
憧れの勇者になれるしで開き直って
魔王討伐の旅に出るのだった。

というコテコテのなろうっぽい話。

勇者ロールプレイに余念がないミハル

導入こそなろうだが、それ以降は普通のRPG展開。

一人旅で町や村をまわって、
困ってる人を助け、
支配者と呼ばれる魔族を倒していく。

ミハルは勇者になるという思いが強く、
勇者ならこうするという行動に固執する。

何やら事情があるらしい魔族側の話など
聞く耳もたず、問答無用で倒していく。

果たしてこんなに素直なストーリーなのだろうか……

と所々不穏なところもある、
なかなか面白いシナリオ。

モテパッシブの影響から、よくセクハラされたり、
TSならではの生理に驚くイベントとかもあるけど、
その辺は結構あっさり。

早々に女であることを受け入れて、
あんまり元男であるという事に拘ったイベントはない。

というよりシナリオは最低限のテキスト量に押さえてあるので
そんな心の葛藤とか入れる隙間が無いといった感じ。

そんなことよりダンジョン攻略だ!

ゲーム部分はガチ

最大の面白ポイント。

TSというニッチジャンルの割に、
かなり拘ったゲーム性。

ダンジョンは固定だが、
入るたびに宝や素材が復活し、
ランダムな報酬が手に入る。

ものによっては装備に特殊効果が付いたものもある、
いわゆるハクスラRPGとなっている。

ハクスラ系は面白いが
アイテムが際限なく増えまくって処理が重くなる
という欠点があるが、

このゲームでは種類は多くとも性能は固定なので
同じものはまとめられ、
負荷も軽くて遊びやすい。

高速自動戦闘や、
低レベルの敵は体当たりで倒せる装備があったりして
戦闘面では快適。

ただ即死を使うと図鑑が埋まらなかったり、
実績に必要な撃破回数が増えなかったりと後々困るので、
やり込むなら普通に戦うこと推奨。

ミハルは異世界人としてレベルの上限がない設定なので
物凄いペースでレベルが上がっていく。

クリア時でだいたいレベル25万くらい。

ステも100万とかで、インフレ具合が気持ちいい。

技の消費MPも膨大。

ただクリアしないと次の町に進めなかったりして、
この手のゲームにしては自由度がない。

インフレ激しすぎて一つのダンジョンで頑張って装備集めても、
次のダンジョンで全部ゴミになるのも悲しい。

旧ダンジョンの激レア武器<新町の店売り武器(200G)。

そんな感じでお膳立てされたインフレなので
戦闘バランスはかなり良く、
ボス戦では程よく苦戦して程よく勝てる。

弱点やクリティカルのダメージが大きく、
大ダメージの応酬で気持ちいい。

かなりよく出来てると感じる。

沢山ある衣装には固有効果が付いている。

船と飛空艇のあるゲームは名作。

周回要素なんかもあり、
実績ポイントでの引継ぎ制とか、
ちょっとテイルズみがあって面白い。

というかあれだね、
他サークルの名前出すのもあれだけど
FUMIKA FANTASYに似てるねかなり。

あっちは自由だから敵の強さに絶望するけど、
こっちはお膳立てされてるからサクサク。

100回まであるランダムダンジョンもあったり(攻略すると真エンド)、
お手軽にインフレやり込みゲーを楽しめる感じ。

狙われまくりのミハル

さてエロについて。

当初心配していた精神的ホモだが、
あまりそういったことは感じられず、
普通の女主人公のエロだと感じた。

元男として、モテない男の気持ちもわかるので、
弱者男性の性的な願いもあっさり聞き入れるし、
ナンパもホイホイついてくし、
男風呂にも興味本位で入ってしまう。

エロいことに興味津々なので、
襲われても「俺は男だ」とか「元男なのに」とかお約束の抵抗を全然しないので
こちらも抵抗なくエロが見れる。

割とあっさり精液凄いセックス凄いと楽しんでおられる。

敗北異種姦は無く、全て対人村人エロ。

敗北すると町に戻って寝込みを襲われる。

各町にエロNPCが複数人おり、
痴漢だったり脅迫だったり
性欲が収まらない青年だったりの相手をしていく。

スラムもある。

一回のえっちで体位がコロコロ変わって、
贅沢に2~3枚CGを使うことも多い。

が、

そのせいでCGの使いまわしが多く、
衣装も変わらないので、
どのシーンも代り映えがしないのが難点。

導入のシチュエーションこそ違うが、
やってることも見た目もどれも一緒なので
新鮮味や特別感といったものがなく。

新規シーンでも「あーはいはい」と流し読みしてしまった。

回想見ても、タイトルがなかったら
このHはあの町のあの相手とか全然わからないと思う。

マッサージも混浴もレイプも全部同じ絵だもの。

絵師を外注した弊害かしれないが、
なんかもったいなかった。

テキストレベルはそこそこ。

元男を匂わせる言動も控えめで、
TS苦手な層もオレっ子主人公として楽しめる。

案外TSもイケる、そんなゲームでした。

過去作

ひたすらTSゲーを作り続ける、
TSを愛しすぎたサークル。

TS少女の成り上がり

今作に出てくる町の一つ、
冒険者の町が舞台のRPG。

なんか妙に含みのある会話が多いなぁと思ったら前作の舞台でした。

先にやっておくと感慨に浸れる。

関連作

FUMIKA FANTASY

インフレゲーの最高傑作、
伝説級に面白い。

ゲーム部分がペリペティアと非常に似ている。

ペリペティアを気に入ったら是非やってみよう。

夢想と淫欲のペリペティア

そんなわけで紹介してきました「夢想と淫欲のペリペティア」。

夢想と淫欲のペリペティア

RPGとしてはかなり面白かったです。

エロはちょっとなー省エネが目立った。

問題のTS部分は、この程度なら全然ありでした。

インフレした数字で殴りあうのが好きな人はおすすめ。

というわけで今回はこの辺で。

ではまたノシ

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