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竜と大剣 感想|圧倒的大ボリュームで送る復讐者と英雄の叙事詩、異例の超大作RPG

同人RPG

ふう、風邪ひいて2日寝込んじゃった

だいぶ回復したし気になってたこれやろっと

竜と大剣

見るからに名作臭すごいね

……ん?

プレイ時間50時間⁉

ふーん大作じゃん

じゃ、初めよっと

ちょ、ちょっと!

ただでさえ風邪でダウンしてたのに

50時間もかけてゲームしてたら

更新期間すっごい空いちゃうよ!

更新止まるとこんな弱小ブログ

みんなすぐ離れていっちゃうよ!

えー?気にしすぎでしょ

どんどん新しい同人レビューブログ増えてるしさ

この「JDの同人ゲーム布教」とか

めちゃくちゃ面白くて業界大注目だし

完全に負けてるよ?

そこは確かに面白い、あまりの面白さに戦慄したよ

でもこの前その人から相互リンク願いのメール着て

「このブログ見てます!大好きです!って書いてあってさ

これもう親友だよね?いや、この場合戦友か?

だから全力で応援するよね

みんな「JDの同人ゲーム布教」を宜しくお願いします!

相変わらずチョロい!

まあそんな感じで

よそ様には基本的に仲間意識持ってるから

うちはうちで

面白そうだからやる

面白かったから書く、をモットーに

マイペースにやってきますよっと

へーい……

ざっくり評価とあらすじ

シナリオSSS エロS ゲーム性SSS

サークル「スタジオドビー」の作品

まずは公式あらすじ

実在しないはずの怪物【ドラゴン】によって両親を殺害されたクレア。
倒すべきドラゴンを探すため、ドラゴンを倒す実力を得るために冒険者としての道を歩むことを決意する。
理由は違えど同じ目的を持つ仲間が4人集まる時、物語は大きく動き出す…

DLsite

これは音痴な吟遊詩人が謳う英雄の叙事詩。

のどかな村で両親と幸せに暮らす普通の村娘クレア

しかし突如現れたドラゴンにより、
両親は殺され、クレアは背中に大きな傷を負う。

ドラゴンを憎悪するクレアは、
何でも依頼を解決してくれるという冒険者ギルドへ行き、
両親のかたき、ドラゴンの討伐を依頼する。

しかしドラゴンは実在しない空想の存在であると
末端冒険者にからかわれてしまう。

失意のクレアはギルドを飛び出し、
外で出会ったのが冒険者プセマ

しかしプセマはただの詐欺師であった。

洞窟に連れられ犯されされそうになるが、
寸でのところで新人冒険者セリスに助けられる。

そしてセリスは「もし自分の手で目的を果たしたいなら冒険者になればいい」と言い、
推薦状となる仮冒険者カードをクレアに渡す。

こうしてセリスに憧れたクレアは
自らの手で復讐を果たすことを決意した。

あれから3年。

クレアは復讐のみを考え己を鍛え、
冒険者ギルドの扉を再び叩く。

今度は依頼者ではなく、冒険者として。

そうしてクレアは冒険者となり、

臆病な盗賊の獣人、自称アカデミーの天才魔法使い、飲んだくれの僧侶、
3人の仲間たちと数々の依頼をこなし、やがて……

竜と大剣 7
竜と大剣 8

こんな話

謎の吟遊詩人から始まるストーリーって

戦記物の王道だよねぇ

テンション上がる

過去最大のクエストゲー

この世界の冒険者は
なろうによくある誰でもなれる軽いものではなく、

厳しい試験を通過して初めてなれる某ハンターのような超エリート職。

裏切らない・嘘をつかない・逃げ出さない」の3原則を破ったら即粛清。

依頼人にも適用され、ギルドを騙したら粛清と言う厳しい組織。

その代わりどんな依頼も真摯に対応し、必ず達成するという絶大な信頼を得ていた。

というわけで無事冒険者となったクレアは、
仮入会から初め、

依頼を沢山こなし、信頼とランクを上げ、
最難関のドラゴン退治の依頼を受ける、というのが目標。

このゲームはとにかくクエストを受けることで始まるゲームです。

自分で探索して、イベントマークの出てるNPCを探す、といったことがほぼ無く。

まずクエスト受ける→NPCにアイコン発生。

のようにクエスト受けないと何も始まりません。

その代わり次に何をすればいいのか常に表示されているので
迷う事が一切なく、攻略サイトなどを全く必要とせずに完クリできます。

竜と大剣 12

クエストゲーですが、よくある「アイテム○個採取して」とか「敵○匹討伐して」といった
めんどくさいだけのクエストはほぼ無く、

そのほとんどがストーリー性のあるイベントクエスト。

無駄なクエストなど一切なく、全てが重要なクエストです。

そして数が膨大

クリア時点で192個ありました。

クエスト1つクリアするのに5分~30分かかるのに、192個

プレイ時間の90%くらいはクエストで各地を行ったり来たりして
ストーリー読んでる時間です。

竜と大剣 13

そしてあまりにも多すぎるマップ。

クエストを受けるごとに増え続ける新たな町にダンジョン。

今数えたら85個ありました。

ダンジョンは小規模で
ほぼ3フロアで終わるとは言えこの数は頭おかしい。

1,2回で使い捨てのマップもザラで、
狂気すら感じる作り込みです。

でもおかげでクエストゲーによくある、
同じ場所に何度も行ってうんざり、
と感じることがありません。

仲間と協力して困難を乗り切れ

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冒険の途中、それぞれ事情を抱えた3人のヒロインが仲間になります。

臆病な獣人の盗賊ノラ

自称アカデミーの天才魔法使いリルム

酒浸りの僧侶ソフィア

戦士で騎士職のクレアと4人パーティで
それぞれ個性を活かして攻略していきます。

それぞれ先頭キャラを切り替えることで、
鍵開けや草刈りなど固有アクションが使用可能。

けっこう切り替えるの面倒ですが、
ストーリーを進めると切り替えが不要になって親切。

竜と大剣 16

戦闘はサイドビューのコマンドターン制。

等身高めの美麗ドットキャラが細かく動きます。

こちらの防御力を上げる手段が乏しく、被弾が非常に痛いので、
庇ったり罠を張ったりバフデバフを駆使して戦います。

なかなか戦略性のある戦闘なんですが、

いかんせんゲームが長すぎて、戦闘するのが非常にめんどい。

竜と大剣 17

そんな時はクレアを先頭にして後ろからシンボルに体当たりすれば一撃で倒せます。

レベルが上がれば横からも可能、
経験値も入るので雑魚戦はもうこれでよし。

しかしこのゲームには魔物図鑑もあります。

1つのダンジョンで最低2回は戦闘をこなしたいところ。

竜と大剣 18

それも面倒なら戦闘中F9キーを押せば敵が即全滅します。

ボスにも有効なので、この難易度高めの戦闘がめんどく感じたらいつでもごり押しできます。

ダンジョンも広くなく、バックアタックで即死できるとは言え、
何気にこのゲーム、戦闘回数が多い

なぜならモンスターの数も異常だから。

竜と大剣 19

同人RPGでは、いやコンシューマーも含めて
このありえないスクロールバーの小ささよ。

取りあえずこれで約320種類、なのに達成率79%という恐怖。

図鑑を埋めようと思ったら400回以上は絶対戦闘しないといけません。

つれぇ。

竜と大剣 20

さらにつらさを助長してるのが装備のうんこさ

かなり慎重にバランス調性してあるのか、
慎重になり過ぎて上昇値が軒並みショボイ。

最強防具なのに防御力20しか上がらなかったりする。

物理回避率が1%上がる装備なんてどうしろと……
と黄昏ること多数。

ついでに回避率10%上がる代わりに被ダメ2倍とか、
メリットとデメリットのバランスが異常な装備ばかり。

見た目が変化する装備もありますが、
そういう装備ほどデメリットがデカいので、
全員水着とかにすると速攻沈みます、地面に。

……うん、F9即死システム最高だな!

倉庫番パズルや称号、スキルツリー、小さなメダル、オークション、闘技場などRPGらしい要素が盛りだくさん。

装備はうんこですが、かなりやり甲斐のあるRPGでした。

英雄たちの裏の顔

さてエロ、いやアダルトについて(なぜかこのゲームではエロのことをアダルトと言う)

アダルトシーンはAP(アダルトポイント)を消費して性技を強化して淫乱度を上げます。

そしてアダルトなクエストを受ければ、
選択肢次第でアダルトシーンが見れます。

シリアスな世界観にシリアスな絵柄なので、
初めは違和感半端ないですが、

淫乱度の上がった後半は積極的になったりしてけっこういい感じです。

かと言って世界観大事なので語尾に♡付いたりオホッたりすることは絶対にないので、
めちゃくちゃエロいってわけではないです。

表のストーリーが非常に重厚なため、
「keyのゲームにエロはいらない」現象が起こってる感じ。

あれほど薄くはないですが。

ボスによっては敗北アダルトもあり、
やはり世界観的にはこちらの方がしっくりきます。

そのままゲームオーバーで無かったことにされるので
後戻りできない悲惨な展開も。

とは言え個人的に悲惨なアダルトは好みではないので実用性はあんまり……
まあ好きな人は好きです。

やはりこちらも数が多く、一人23~26シ―ンほど、立ち絵ありのサブヒロインにも全員1つ以上は完備されているので100シ―ンは余裕で超えます。

ゲーム自体が長大で、要所要所で解放されるし、
5~10分ほどのクエストをクリアする必要があるので、

連続してエロに浸るというのは無理ですが、
シリアス展開に疲れてきたときにちょうどエロがあるので
ちょっとした息抜きご褒美タイムのような存在でした。

ちなみに処女でクリアすると追加シーンがありますが、
処女に戻すアイテムが最後の最後で手に入るので
遠慮なくやっちゃいましょう。

あまりにも壮大なストーリー

竜と大剣 31

さて、ここまで長いだの量が多いだのうんこだの散々言ってましたが。

このストーリーの前にはすべてが吹き飛びます。

そもそもこのゲームの9割はストーリー読んでるだけなので
他が多少不満があってもストーリーが良ければ些事です些事。

このゲームの目的はドラゴンを倒すことですが、
ドラゴンを倒してもまだまだ話は続きます。

竜と大剣 31

復讐に取り付かれ、ドラゴンの単語を聞くと暴走していたドラゴンキ○ガイのクレアですが、
復讐を遂げたあとからが真の「竜と大剣」の始まりでした。

正直初めの方はかなりつまんなかったです。

クレアはドラキチだし、女4人パーティなのになんか関係薄いし、
クエストばかりで会話は簡素だし。。。

しかしこのゲーム、時間を経るごとにドンドン面白さが増していきます。

具体的に言うとこんな感じでした↓

プレイ開始15時間地点

(うーんシナリオ微妙だなぁ、頑張って作ってあるけどシナリオAかな……)

竜討伐後 20時間時点

(これで終わりかぁ、マップはすごいけど……ん?まだ続くのか
復讐も終わってクレアの人間味が増して、仲間との関係性も良くなってきたな。
これならシナリオSはあげれそう)

30時間時点

(なるほどー、今までクエストで関わった人達がこうやって関係して、仲間や敵の悲しい過去も深い!
これはシナリオSS級だな!)

トゥルーエンド 40時間時点

滂沱の涙

これは文句なくシナリオSSS

最初はぎこちなかった仲間がゆっくりと絆を深めていく尊さ。

それぞれの問題を受け入れ共に解決して結ばれる永遠の友情。

クエストで助けた人々の感謝、そして共闘。

邪悪な敵役、その悲しき過去。

バッドエンド気味のノーマルエンド、からの大団円すぎるトゥルーエンド。

素晴らしい。

なにより素晴らしいのが主人公クレアの成長。

初めは復讐に狂った弱い少女。

それから解放され、自分は何者なのかと自問し続け、
様々な人と関わり、次第に強く、頼もしいリーダーに。

実感の沸かないドラゴンスレイヤーという称号、
それがやがて……

なんという成長ストーリー、一人の英雄の生き様をじっくり丁寧に描く。

めちゃくちゃ面白かったです。

ボレロ

初めは簡素で退屈、それがゆっくり段々とクライマックスに向けて盛り上がっていく。

この感覚自分知ってます。

ボレロだこれ。

ボレロは同じフレーズを延々と弾き続けるネタのような曲ですが、
最初はフルート1本から、次第に他の楽器も加わって、最後はオーケストラ全部を大音量で、
という曲です。

多分耳にしたことはあると思いますが、
ヘッドホンで真面目にフルで聞くと謎の高揚感があります。

そしてそれがこの竜と大剣に非常に似ています。

特に1人から始まって仲間が増え、最後は関わったみんなでフィナーレといった部分が。

プレイ済みの人は一度聴いてみて欲しい曲です。

ボレロねぇ

まあ言われてみれば確かに?

やっべ自分で言ってて超しっくりきた

これ大発見じゃね?

過去作

7GirlsWar ~高貴だったあの娘を落として堕とすRPG~

前作のハーレムRPG。

個人的に苦手なハーレムものだけど
割と面白かった、ような?

あまり覚えてないけど完クリ30時間遊んだデータはあった。

強気女騎士がチャラ男団員に寝取られるまで~リーゼ快楽堕ち~

竜と大剣と同時にひっそりと販売されたCG集。

全然関係ないキャラだけど絵師が同じでキャラデザが似てるので
本編のエロが物足りなかった人におすすめ。

竜と大剣

そんなわけで紹介してきました「竜と大剣

竜と大剣

いやー凄まじいゲームでした

初めは延々クエストで走り回らされるだけで

微妙だなーどうしよこれ

と思ってたけど

後半からの追い上げが最高だったよ

作者はこれを書きたかったんだなぁって感動したね

でもそれまで20時間くらいかかるんでしょ?

凄いスロースターターだね……

いや逆に長々と付き合ったからこその感動もあるからさ

ぜひ最後までプレイしてほしいねこれは

まあ今からやるとゴールデンウイーク消し飛ぶけど

GWセールで色々沢山買った人も多いだろうから

これはススメ辛いなぁ

ゴールデンウイークは竜と大剣で過ごそう!

流石ススメるのにちゅうちょがない!

というわけで今回はこの辺で

ではまたノシ

ノシ

ごちそうさまでした

コメント

  1. 通りすがりの紳士 より:

    この記事読んでこのゲーム買いましたよ!
    序盤微妙で積みそうになりましたが、中盤以降めっちゃ面白かったです!
    良作に出合せてくれてありがとうございます。これからも応援しています!

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