今日はこれ
おー女騎士RPG
もはや王道すぎて最近あまり見ない
出てはいるかも知れないけど
もうよほど目を引くものがないとスルーしちゃうね
これには目を引くものがあったと?
うん
絵が上手い
あ、それだけでいいんだ
それだけとはなんだ
絵が上手いってことは相当努力したとか
良い絵師に出会って金を積んだとか色々大変なんだぞ
あと紹介文やサンプルにも工夫が必要だったりね
その点これはとても良さそうじゃないか
まあそうだけど
やっぱり画力って大事だねぇ
というわけで久々に王道女騎士ものやるぞ
絵だけじゃなくて内容にも期待だ
ざっくり評価とあらすじ
シナリオSS エロSS ゲーム性S
サークル「しずかなみぎわ」の作品
まずは公式あらすじ
王都ニアレイクの若き女騎士レイシアは嘆いていた。
先代王の急死による政治の混乱、王位を引き継いだ現行王である王女の求心力の不足、王都領土内を脅かす魔物の巣の急増、そして忠義を誓った祖国の力となるに及ばぬ己の騎士としての未熟さにである。
そんな混乱の最中、レイシアに王より任が下る。
DLsite
それは王都の伝承に伝わる今は失われた聖剣『あかつきの剣』、その探索の命であった──。
王女時代から仕え、
王位を継いでからも一の騎士として女王に仕える騎士レイシア。
彼女は主の王位を盤石にすべく、
箔付けとして王家に伝わる伝説の聖剣「あかつきの剣」の探索を命じられていた。
いくつかの伝説を当てにして探索を続けるもいずれも空振り。
しかし女王に絶対の忠誠を誓うレイシアは決してあきらめることなく、
地道に探索を続けるのだった。
しかしある農民に情報を聞いている時、
レイシアはその農民に毒を盛られてしまう。
気を失いそうになりながらも、
強靭な精神力で抵抗するレイシア。
しかし体は痺れ、
悪漢たちに囲まれたら騎士と言えど無力。
レイシアは敢え無く犯されてしまう。
そしてそのまま何処かへと売られてしまうのだった。
目覚めた先は地の底の底。
謎の鉱石を掘る鉱山だった。
人を人とも思わない劣悪な環境で働く日々。
しかしレイシアは諦めていなかった。
必ず女王の元へ帰るのだと。
こんな話
真の騎士の騎士物語
というわけで地の底に堕とされても、
健気に主の元に帰ろうと頑張る騎士様のお話です。
掃きだめのような鉱山に送られても、
騎士として正しく生きるレイシアに周りの人も感化され、
やがて大きなうねりとなりみんなで脱出したり、
仲間と旅をしたり、
なにやらきな臭い王都を探り、
裏から事件を解決したり、
様々な困難が降りかかりますが、
決して挫けず真っ直ぐに突っ走る。
国や主に絶対の忠義を捧げる
短~中編ながらもかなり熱い騎士物語です。
タイトルにダークネスと付く通り、それなりにダークな展開はあるものの、
陰鬱になるようなものではありません。
まあモブはよく死ぬしバッドエンドは悲惨ではあるものの、
基本は光の騎士レイシアが暗い状況を打破するスッキリとした話で、
人情味のある仲間や、
信念のある敵などによってとても読ませるストーリーになっています。
ストーリー重視のゲームとなっており、
長めのストーリーパート(スキップ可)→探索や戦闘等のRPGパート→舞台移してストーリーパート→RPGパート→舞台移して→……
という形式で進み、町やフィールドといったものがなく、
ストーリー進行でステージが強制的に変わる自由度の少ないタイプ。
とはいえクリアしたフィールドは回想部屋からいつでも戻ることができるので、
取り逃したりという事はありません。
鉱山スタートでもずっと鉱山に居るわけでもなく、
時にはスラムに行ってバニーとして働いたり、
騎士として城に舞い戻ったりと、
章ごとに環境がガラッと変わって面白い。
回想ではエロシ―ンだけでなくストーリーも見返せます。
ムズイけど救いもある戦闘
戦闘は割とデフォ。
ストーリーと状況によってスキルが変わったり、
服が変わったりと様々です。
ただ敵めっちゃ強い。
序盤のねずみに全滅するレベルで被弾が痛く、
殆どの敵が毒や出血攻撃を頻繁にしてくるうえ、
装備はチャプターでほぼ固定。
耐性装備も終盤までなかったりとかなり地獄。
町とかないので回復手段もほぼないため、
宝箱で拾ったポーションをちびちびとやり繰りする日々。
幸い追跡の甘いシンボルエンカウントで回避は容易だから、
雑魚戦は避けれるけどボスがまた強い。
これどうすりゃいいねん……。
と絶望しましたが、実はいつでも回想部屋に行けて、
そこで回復や買い物が出来ます。
前のチャプターに戻ってレベル上げ出来たりと、
かなりのホッとスポットな回想部屋。
しかしレベルが上がっても尚強いモンスターたち。
出血や毒により毎戦闘瀕死になり頻繁に回想部屋に引きこもり、
感動イベントを経て始まるラスボス戦でも瀕死になりながらなんとかクリア。
ゼーハー……難易度変更もないし、む、むずかった……
流石ダークネス。
クリアしたあとふと、
これほどなら難易度緩和アプデきてるんじゃないかと思いCi-en見て見ると、
そこにはとっくの昔に難易度緩和対応の文字。
なん……だと?
同封テキスト見るとチート技のやり方が書いてありました。
適応するとステ異常無効防御増アクセという
プレイ中、喉から手が出るほど欲した装備が手に入って泣きました。
こんな感じで難しくはあるけど個人の好みで縛ることが出来る難易度です。
あとHP減るとめっちゃ血だらけになって、
服脱げるとかいうレベルじゃなくなります。
最初見た時
「あれ、これってもしかしてリョナゲー?ダークネスだし、やっちまったか?」
と思ったけどエロシーンはリョナではありません。
屈服騎士
というわけでエロ。
まず絵が激烈に上手い。
ちょっと恵体すぎないかと思うレベルの騎士レイシアですが、
エロシーンではしっかりエロかわいい。
シチュは女騎士ものなので当然くっころ系。
だけでなくおねショタだったりエロバイトの接客だったりとバリエーション豊か。
地下に堕とされて悲惨な状況にありながら、
騎士として不安な仲間を励まそうとしたり、
使命の為なら体を使ってでも、
と覚悟を決めるレイシア。
そんなに悲惨な目にはあわないですが、
敗北バッドエンド系はかなり悲惨な目にあったりします。
イベント以外には雑魚敗北で犯されることも。
敗北エロはかなりの枚数の絵が用意してあり、
パターンも豊富。
ただエロいはエロいんですが敗北系は尺が短い。
あと後半にまとまってくるので、
シ―ン回収のために死んで戻ってを短時間に何回も繰り返すため
わりとめんどくさく、
せっかくの美麗な絵を純粋に楽しめなかったのが残念な点。
絵はほんといいんですけどね。
他に特徴的なのが腋毛。
鉱山送りにされたので当然処理など出来ず、
色々生えっぱなしです。
脇を強調した絵も多めでムダ毛フェチは大歓喜でしょう。
でもやっぱり特殊性癖なので苦手な人用にOFFもできます。
自分はちょっと無理なのでOFF、助かった。
ちなみに陰毛もボーボーだけどこちらはOFFにできません。
異種姦は少しだけで基本は対人。
フル画面CGに長尺テキスト付きのえっちシーンは12と少な目ですが、
少し小さめな絵に短尺テキストのシーンが26と多め。
”ちょっとした”とは書いてありますが、セクハラではなくほぼがっつり本番シーン。
絵も使いまわしがあまり無く、あっても差分で別物に見えたりと、
やってみれば値段以上の満足感はありました。
プレイ時間は全コンプで6時間ほど。
1000円で買えるゲームとしては十分すぎるほど楽しめました。
過去作
30代がはじめて作った『バニーガールが主人公のえちえちゲーム。』
ナイトインダークネスにもおまけでちょろっと出てくる前作主人公。
絵はやっぱりとても上手い。
でも30代かぁ~
おば、お姉さんはパスだな。
と思いがちだがよく読むと30代は作者の方で、
ヒロインは若い子である(多分)。
タイトル失敗してる気がする。
ナイトインザダークネス ~薄暮れの国の女騎士レイシア~
そんなわけで紹介してきました「ナイトインザダークネス ~薄暮れの国の女騎士レイシア~」
ナイトインザダークネス ~薄暮れの国の女騎士レイシア~
おおー
絵が上手いだけでなく
話がすごく面白い!
かなり読み応えあったな
よくあるくっころ系の
凌辱ものかと思いきや
かなり熱い騎士物語だったね
サブキャラもみんな良いキャラだったし
短いながらもよくまとまってたよ
まあ敵強すぎたのはいただけないけどね
毒出血やめてくれ
ねずみやゴロツキに殺されるから
いまいちこの騎士の強さが実感できなかったよ
まあリアルっちゃあリアルだけど
ただの人間っぽくて
村娘が魔王倒す界隈にしては
珍しいバランスだったね……
まあでもやり過ぎでない程度の救済もあるし
この値段帯の中ではかなりの良作だったよ
うん読後感もスッキリ爽やか
いい話を読んだ
くっころだけが女騎士じゃないんだぞ
というわけで今回はこの辺で
ではまたノシ
ノシ
ごちそうさまでした
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