今日はこれ
オリヴィアはすごかった
ゲーム性はあんまりないけど
シリアスな絵柄に反して
コミカルで笑えるテキスト
良い感じのストーリー
そして何と言ってもものすごい数のエロ
とても良いものだった
まあ絵柄はあんまり好みではないんだけど
キリッとしたお姉さん苦手だもんね……
ここでも滅多に取り上げないし
それでも良かったと言えるくらい印象に残ってる作品だよ
で、そんなサークルの新作
絶対面白い
と思うのだけどBAKINか……
どうなんだろうね
あの作風に大量の段階エロ
BAKINに合うのかな
よりによってしこびゅー
まあこれからBAKIN製増えそうだし
BAKINの可能性が垣間見えるかもしれないね
ざっくり評価とあらすじ
シナリオSS エロSSS ゲーム性SS
サークル「シコリーター三世」の作品
まずは公式あらすじ
『執聖官』とは神の名のもとに捜査から実刑までのすべてを単独で決定・執行できる超越権役職。
DLsite
そんな執聖官であるアルテシアのもとに生き別れた父から手紙が届く。
手紙には『財産』のすべてをアルテシアに渡す旨が書かれてあった。
高飛車で守銭奴なアルテシアは複雑な感情のまま父の待つソフレイマン領へ向かう……。
アルテシアは帝国のエリート執聖官。
も今は昔。
帝国の財政は崩壊し、
やりたい放題していた執聖官は
今やその名声を地に落としていた。
そんなアルテシアの元にある日手紙が届く。
それは幼いころ自分と母を置いて出ていった父からのものだった。
約束したお金が振り込まれず困窮した生活、
連絡一つ寄こさない、
母の死に目にも会いに来なかった。
大好きだった父なのに……
そんな父に愛想をつかしていたアルテシアだったが、
財産を譲ると言う手紙が気になり、
ここソフレイマン領へと赴く。
しかし父はほんの1週間に殺されていた。
父に一体何があったのか、
自分に何を渡したかったのか。
納得がいかないアルテシアは
執聖官としての能力を使い
父の事件を調べ始める。
しかし調べれば調べるほど不可解な父の死。
何者かの思惑が絡んでいるに違いない。
アルテシアはこの事件を調査し、
父の真実を探るのだった。
こんな話
証拠を集めて論破するRPG
というわけでソフレイマン領各地を廻り、
父の足跡をたどり真実を突き止めるゲームです。
執聖官という多分検察みたいな立場のアルテシアは、
現地で聞き込みをして証拠を集め、
様々な事件を解決していきます。
証拠を突きつけ、とぼける容疑者を論破します。
推理ものっぽいストーリーでかなり面白い。
論破ゲームとしてはかなり簡単ですが、
雰囲気は出てます。
高飛車でプライドが高く守銭奴なアルテシアだけど、
子供や犬には優しくて正義感があってと深みのある主人公。
事件を彩る犯人や容疑者、仲間たちがみんな良いキャラしてて、
最後まで楽しく読めます。
そんなシリアス目なメインストーリーだけど、
一歩外れるとギャグの嵐。
NPCの会話はどれもボケ倒しで笑わせてきます。
大量にいるNPC全てにボケとツッコミを入れる力の入れようは、
「あの、そこまで頑張らなくていいんやで……?」
と心配になる詰め込み具合。
NPC一人一笑がノルマなのではと思うくらい
細かくギャグを仕込んできます(下ネタ寄り)。
何気に前作と同じ世界で、
前作主人公も出てきます。
とは言えメインストーリーに関わることではなく、
場外で前作の続きをやってる感じ。
あとゲストエロもけっこうある。
なので前作やらなくてもいいけどやっておいた方が楽しい。
寄り道沢山BAKINRPG
ゲーム部分。
オープニング終了直後から
ほぼ全ての地域に自由に行けることが出来て自由度が高い。
エロイベもサブイベもほとんどこなせます。
町やダンジョンが沢山あって世界が広く、
寄り道が大量にあるので、
色々回って、飽きたらメインストーリー進めましょう。
メインストーリーに沿って次の町へと行ってもいいけど、
それだと多分ボスが強すぎて詰むので、
先にサブイベを消化していくと楽になります。
BAKIN製だけど戦闘はシンプルで見慣れた形。
ただ敵のHPが高く、
倒すにはスキルが必須。
でもスキルの消費MPが妙に高く、
敵の攻撃も痛い。
毎戦闘終わるごとにHPMPがごそっと減り、
こまめに宿屋に泊まる必要があったりと
序盤はかなりツラい。
シンボルエンカウントで回避は容易なので、
基本雑魚戦はスルーしてボスだけ戦いましょう。
一部の敵はエロ攻撃してきます。
拘束してくるわけではないですが、
5回エロ攻撃喰らうと即死、
そのまま敗北エロに移行。
その場で復活するので回収がしやすいです。
敵のHPが高いので、
あと一発でヤルかヤられるか、
というギリギリの戦いがたまにあるのが困る。
とにかく戦闘の難易度が高いわけですが、
それを軽減するのが寄り道。
寄り道やエロイベを見るとお金やドーピングアイテムを貰えるので、
それを使って強化していきます。
お金があればレベルもステも買えるので
苦戦するならお金を貯めましょう。
装備品もほとんど寄り道で手に入ります。
ちなみに雑魚戦では全然お金貯まりません。
方向性は違いますがHするほど強くなるRPGです。
中盤は非常にお世話になる唯一のギャンブル「おじさんダービー」。
酔っぱらったおじさんを競わせ、
誰が一着か争う地獄のようなゲーム。
存外盛り上がります。
各地に点在する7つの封印やダンジョン。
新天地を探してる人を無人村に招待し発展させるといった
やり込み要素が沢山あり、
これがまた面白い。
今までBAKINでこんなにRPGしてる作品をやったことがないので、
へーこんなことが出来るんだーと感心しきり。
フィールドが3Dなだけで、
操作感とかはウデタやツクールに似てるので取っつきやすい。
ただ文章スキップが無い。
テキスト量が半端ないので
操作ミスって同じエロシーン見た時とか苦痛。
頼むから早送り機能つけて欲しい切実に。
途方もない数の段階エロ
さてエロ。
ほぼ全てのシーンが淫乱度による3段階の段階エロとなっていて、
最初は澄ましていた大人のお姉さんが最後は盛大にオホります。
最大の特徴はその数。
もんの凄い数のエロシーン数。
見よこの回想部屋を。
上の方霞んで見えないではないか。
しかもこれが3フロアある。
全270シ―ン以上。
手抜き一切無し、全て力の入ったCGにテキスト。
とんでもないです。
敗北エロもあるけどほとんどが村人相手の対人、たまに触手。
守銭奴キャラなのでお金に釣られてエロい目にあいます。
どんなにひどい目にあってもお金さえもらえれば、
簡単に許してくれるエリートお姉さん。
淫乱度低い前半はエロいより面白い感じで、
後半はギャグもあるけどそれどころではないエロさになってます。
乳首が弱点な設定なため異様に多い胸攻めや乳首カリカリシーン。
淫乱度が上がるとセクハラから本番に発展、という形ではなく、
胸攻めは胸攻め、本番は本番、
とそのまま行為が激しくなるタイプなので、
割合的に本番は意外と多くない。
と言っても270もあるうちの割合なので数そのものは多い。
前戯好きには刺さりそう。
衣装の数がかなりあって、
それに合わせたシーンバリエーションが豊富。
どれも痴女みたいな恰好で淫乱度低くても町中歩けます。
ただ全裸は何故かありません。
メインシナリオは真面目でシリアスな感じなのに、
エロはかなりのオホり具合。
絵柄も真面目そうなのでそのギャップが凄い。
とにかくシーン数がとんでもなく、
取りあえず強化のためにエロ消化してからメインを始めようと思うと、
10時間経ってもシナリオ進みません。
圧倒的なボリュームで、
しかもご丁寧にエロにもギャグを仕込んでくるので
読み終わるころにはくったくた。
満足感が半端ないです。
ただ気になるのがこのCGの小ささ。
文字に被せないようにというのは分かるものの、
縮小+ボカシのせいで
脳が勝手に隠された部分を想像するのか結構なストレスがあります。
せめてボカシはやめて欲しいところ。
クリア時間は全てやり込んで18時間ほど。
かなり遊べて楽しくエロい良いゲームでした。
過去作
龍騎士オリヴィア ─手紙の島の伝説─
名作。
外見からは想像できない
エロシーン210超えの大ボリュームに圧倒される。
主人公がアルテシアにゲスト出演するのでプレイ推奨だけど
続けてやるには体力がもたない。
執聖官アルテシア ─ 黄金のシャフリーヴァル ─
そんなわけで紹介してきました「執聖官アルテシア ─ 黄金のシャフリーヴァル ─」
執聖官アルテシア ─ 黄金のシャフリーヴァル ─
おおー
BAKINでどうなるか心配だったけど
前作を大きく超えてきたね
とくにゲーム性
かなりRPGしてて
やり込みがすごく面白かった
最近のツクール製でも見かけないような
隠し要素や隠しボスがてんこ盛りだったね
前作はあんまりゲーム性なかったから
予想外で驚いたよ
それでいて270ものエロシーンでしょ?
とんでもないね
話も面白いし
実力はトップクラスのサークルだよ
あんまり知られてないのは
多分絵がシリアス寄りだからかなぁ
実際はおふざけ80%くらいだけどね……
まともなNPC一人もいないという
よくもまあ村人一人一人にコント用意するよ
大変そうだなーって心配になっちゃったよ
あまりに力作だと
作者の心配しちゃうのが同人文化
というわけで今回はこの辺で
ではまたノシ
ノシ
ごちそうさまでした
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